「トリミングサロンを開業できる場所はどこ?」
「場所選びで注意しておきたいことはある?」

と疑問に思っていませんか?

犬などのペットに対して、シャンプーしたりブラッシングしたりしてケアをする、トリミングサロンを新たに開業したいと考えている方もいるのではないでしょうか。

しかし、開業にあたり課題となるのが、資金の準備と場所選びです。ここでは、トリミングサロンを開業できる場所別に、メリットとデメリットを解説します。

場所選びの注意点についてもお伝えするので、これからトリミングサロンの開業準備を始めようとお考えの方は、ご一読ください。

トリミングサロンの開業できる場所別メリット・デメリット

トリミングサロンを開業できる場所の一例として、以下の3つを挙げてみました。

  • 自宅
  • トリミングカー
  • テナント
  • 「開業できれば、どれでも同じでは?」と思うかもしれませんが、場所によってメリットとデメリットが大きく違います。3つの場所別にメリットとデメリットを整理したので、参考にしてみてください。

    自宅でトリミングサロンを開業するメリット

    自宅でのトリミングサロンの開業は、「開業資金をできるだけ抑えたい」「小規模から始めて、事業を拡大していきたい」とお考えの方におすすめです。

    【自宅トリミングサロンのメリット】

  • 店舗の賃料がかからない
  • 時間を自由に設定できる
  • 大きなメリットは、毎月の賃料がかからない点です。

    テナントを借りて開業する場合は、毎月の賃料が発生します。しかし、自宅を店舗にする場合は、始めに改装費用がかかるだけで開業後の賃料はかかりません。開業資金と運転資金を合わせると、大幅なコスト削減が期待できます。

    さらに、営業時間や定休日を自由に設定できるところもメリットです。特に家事や育児と両立を図りたいと考えている方にとって、バランスを取りながら自分のペースで働けたり、急に休まざるを得ないときに柔軟に対応できたりするのは、とても魅力的です。

    自宅でトリミングサロンを開業するデメリット

    一方、自宅でトリミングサロンを開業するデメリットには、以下のようなものがあります。

    【自宅トリミングサロンのデメリット】

  • 店舗の規模が小さいため、一度に多くのお客様に対応しづらい
  • 集客しにくい
  • 近隣住民への配慮が必要になる
  • 自宅の一室を改装したり、庭にプレハブを建てて開業したりする方法が考えられますが、いずれにせよ店舗は小規模です。そのため、予約が殺到したときに対応できず、断らざるを得ない状況になるかもしれません。

    自宅がある場所は住宅地である場合が多く、集客しづらい可能性も。開業コストを抑えられたとしても、お客様が集まらないのであれば、その後の営業に苦労することも予想されます。

    そして、気を付けておきたいのが近隣住民への配慮です。不特定多数の方が犬を連れてやってくることに対して、快く思わない人がいるかもしれません。開業後に大きなトラブルに発展しないように、計画の段階で近隣住民へ相談し、理解してもらうことが大切です。

    トリミングカーで開業するメリット

    トリミングカーを用意し、出張型のトリミングサロンとして開業することも可能です。お客様の自宅前までトリミングカーで訪問し、車内でシャンプーやブラッシングなどを行います。

    忙しくてトリミングのための送迎ができない方や、高齢の犬がいて移動が難しい方などに便利なサービスです。

    【トリミングカーのメリット】

  • 店舗の賃料がかからない
  • 幅広い地域のお客様を集客できる
  • 開業時にトリミングカーを準備する資金が必要になりますが、そのあとは賃料がかかりません。長期的な視点で見て、運転資金を抑えることにも繋がります。

    トリミングカーは「移動できる」のが最大のメリットです。犬を飼っている人が多いエリアを狙うこともできますし、複数の場所で幅広くアプローチしていくこともできます。

    場所を固定した自宅やテナントでの開業より、ターゲットとなるお客様は広く設定できるでしょう。

    トリミングカーで開業するデメリット

    お客様の利便性も高く、メリットも大きいように思えるトリミングカーですが、デメリットがあることも忘れてはなりません。

    【トリミングカーのデメリット】

  • トリミングカーが高額
  • 移動に時間がかかる
  • 毎月の賃料が発生しないとはいえ、トリミングカーそのものが高額な点には注意です。車体価格だけでも100万円以上。そこからトリミングできるようにシャンプー台や給水タンク、テーブルなどの設備を用意すると、トータルで500万円以上になる可能性も。

    車内の設備次第で、テナントを借りるのと同等程度の資金が必要になる恐れがあります。

    トリミングカーは移動できることがメリットであり、デメリットにもなります。移動が必須となるので、目的地に到着するまでの時間がかかるのです。

    対応できるエリアを広げすぎると、トリミングより移動時間のほうが長くなってしまうことも……。ガソリン代も毎月の経費としてかかるため、しっかりと利益を確保できる対策が必要です。

    テナントを借りて開業するメリット

    最後に、テナントを借りて開業するケースを見ていきましょう。

    【テナントのメリット】

  • 自分の理想に合わせて店舗を設計できる
  • トリミングサロンがあることをアピールしやすい
  • テナントを借りる場合は、店舗内の広さや設備、内装など、これまで思い描いてきた理想のトリミングサロンを設計できます。店舗のコンセプトによって、ドッグランを併設したり、 ペットホテルのサービスを提供したりといったことも可能です。

    自宅やトリミングカーでは、狭さが理由で思っていたサービスを提供できないことがあります。テナントで開業する店舗なら、大きな制限をかけることなく、サービスの提供が実現可能です。

    また、店舗を構えると同時に看板も出すので「ここにトリミングサロンがある」と認知させる効果も期待できます。犬の散歩コースや公園など、買い主の目に留まるような場所へ出店すると、安定的な集客も見込めるでしょう。

    テナントを借りて開業するデメリット

    テナントのデメリットは、開業時にまとまった資金が必要になり、毎月の賃料も発生する点です。

    【テナントのデメリット】

  • 開業時には、保証金や前家賃、内装費用などのまとまった資金が必要
  • 毎月の賃料がかかる
  • トリミングサロンの開業には、最低でも100万円はかかると言われています。都心に近い立地にしたり内装や設備にもこだわったりすると、1,000万円ほどの資金が必要です。

    開業時にかかる資金のほか、毎月の賃料も発生します。事前に6ヶ月分程度の賃料を準備しておくと安心です。

    やはりテナントを借りる場合は、資金面がネックになります。とはいえ「自宅やトリミングカーではなく、テナントを借りて開業を目指したい」という方もいるでしょう。

    テナントでの開業をする際、内装費用や設備の購入費用などを抑えたいなら「居抜き物件の活用」がおすすめです。

    居抜き物件は、前テナントが残していった内装や設備を、そのまま引き継げる物件のこと。通常、テナントを借りてゼロの状態から店舗を設計するより、大幅なコストダウンが実現します。

    「トリミングサロンの居抜き物件を探してみたい」「開業時のコストを抑えつつ、テナントで店舗を構えたい」とお考えの方は、以下からお問い合わせください。

    退去ナビ 公式サイト

    ここまで、トリミングサロンを開業する場所別に、メリットとデメリットをお伝えしました。続いて、場所選びを始める前に知っておきたい注意点を解説します。

    トリミングサロンの場所選びで知っておきたい注意点

    トリミングサロンの場所選びで重要となる、注意点は以下の4つです。

  • 用途地域は必ず確認する
  • 開業したいトリミングサロンのコンセプトに合わせる
  • ライバル店や周辺環境も調査する
  • トリミングに必要な設備が対応できるか確認する
  • それぞれの内容を見ていきましょう。

    用途地域は必ず確認する

    「用途地域」とは、都市計画法によって定められたエリアのことです。これによって、建物の種類や用途が決められています。

    トリミングサロンに限ったことではありませんが、ペット関連施設は出店場所に制限がかかり、場合によっては出店できないケースもあるのです。

    あらかじめ用途地域を自治体に確認したり、不動産業者へトリミングサロンを開業する旨を伝えたりしておくと、スムーズに計画を進められます。

    開業したいトリミングサロンのコンセプトに合わせる

    店舗の立地が駅に近く、人通りが多いから良い場所になるわけではありません。どこに出店するのかは、開業したいトリミングサロンの事業計画やコンセプトによって異なります。

    誰をお客様にして、どのようなサービスを提供するのかをしっかり定めた上で、場所選びを進めていきましょう。

    ライバル店や周辺環境も調査する

    ライバル店や周辺環境の調査も、場所選びで重要なポイント。たとえば、出店希望の場所に人は多くいるのに、ペットNGのマンションが多いとか駐車場がないといった理由で集客できないケースがあります。

    すでにライバル店がある場合も、見込まれる顧客層やサービス内容を調べてみましょう。「自店舗が入り込む余地はない」と判断できれば、その場所での出店は避けたほうが良い場合もあります。

    トリミングに必要な設備に対応できるか確認する

    無事にトリミングサロンの場所を決定できたとしても、設備面で問題が起こることも。

    たとえば、

  • 入り口が狭く、ドッグバスの搬入ができない
  • 契約している電気容量では足りない
  • 排水の場所が悪く、新たに工事が必要
  • 備品を保管しておけるスペースがない
  • などが挙げられます。

    どの大きさの設備が必要になるのか、あらかじめ決めた上で、自宅の改装やテナントを決めることをおすすめします。

    テナントを借りて開業するなら「退去ナビ」がおすすめ

    トリミングサロンを開業できる場所別にメリットとデメリットを解説し、選ぶときの注意点もお伝えしました。

    トリミングサロンを開業できるのは「自宅」「トリミングカー」「テナント」などがありますが、それぞれにメリットとデメリットが存在します。一概にどの方法がベストとは言い切れませんので、開業したいトリミングサロンをイメージしながら、最適なところを選択してみてください。

    「これからテナントを探してトリミングサロンを開業したいけれど、コストも抑えたい」と考えている方におすすめしたいのが「退去ナビ」。

    退去ナビは、テナントを退去したい事業者と入居したい事業者を繋ぐ、マッチングプラットフォームです。前テナントが残した設備や内装をそのまま引き継げる、居抜き物件が見つかります。

    「希望エリアで居抜き物件を探したい」「どうやって最適な居抜き物件を探したら良いかわからない」といった方は、以下から気軽にご相談ください。

    退去ナビ 公式サイト

    この記事を書いた人

    船本ちとせ
    フリーライター。BtoBオウンドメディアでの執筆を中心に、取材にも取り組む。わかりやすく、良質なコンテンツ作成を目指して日々奮闘中!
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