「できるだけ安く店を開く方法が知りたい」
「居抜き物件の内装を好きなように変えたい」

こんな要望にお答えします。

この記事を読むと、居抜き物件のDIYできる範囲がわかります。
居抜き物件とDIYで、費用を節約できたら助かりますよね。

でも、素人がDIYをやっても大丈夫?
内容次第では、DIYの方がかえってお金がかかります。

最後まで読んで、お金をかける箇所と節約できる箇所をしっかりと把握しましょう。

居抜き物件をDIYするメリット

居抜き物件には、テーブルやイスが残されている場合があります。

中には営業していた状態のまま全部残しておいて、丸ごと買い取るタイプの居抜き物件もあります。
これらを再利用すれば、早く開点できるのがメリット。

また居抜き物件なら、内装のイメージが決まりやすい点も見逃せません。

なにもない状態だと、かえってどんな内装にすればいいか迷うもの。
すでにあるものをアレンジすればいいので、居抜き物件なら迷いません。

居抜き物件でDIYできるところは3つ


居抜き物件でDIYできるところは、以下の3つです。

  1. 壁、床、天井のリフォーム
  2. 塗装やペインティング
  3. 椅子やテーブル、棚など家具の自作

お手軽なのは、壁の塗装。
シンプルな作業ながら、室内の雰囲気がガラッと変わります。

おすすめは、まずお客様から見えないところの壁を塗ること。
もし失敗しても取り返しがつくので、何回でもチャレンジできます。

また塗料には、以下のような機能付きの塗料も販売されています。

  • チョークで文字やイラストを書ける「黒板塗料」
  • 磁石をくっつけられる「マグネット塗料」
  • 鉄のような重厚感を出せる「アイアン塗料」

ほかにも、ペンキや壁紙を貼るのもいいですね。

初心者や自信のない人は、クッションフロアやタイルシートを使った簡単なDIYがおすすめ。
はじめてのDIYでも、手軽に雰囲気を変えられます。

居抜き物件でDIYできないところ5つ


DIYができないところは、以下の5つです。

  1. 配管工事
  2. 吊り下げ照明や重い棚の固定など耐久性が必要な箇所
  3. 柱や梁、階段、窓や玄関ドアなどの開口部
  4. 厨房の設置
  5. 電気、ガス、水道などのインフラ設備

配管工事は資格が必要なので、無資格では工事できません。

注意したいのは、開口部や耐久性が必要な箇所
トラブルや地震などの自然災害があったとき、ドアが開かなかったり棚が倒れたりして、建物だけでなくお客様にも被害が及びます。

万が一の事態を避けるためにも、上記の点は業者に依頼しましょう。

居抜き物件でDIYをするときの注意点

居抜き物件でDIYをするときの注意点は、以下の2つです。

  • 内装をDIYするために必要な日数を調べる
  • DIYと業者に頼んだときの金額を比較する

DIYに時間をかけすぎると、家賃が発生します。
作業が長引いて、完成前なのに家賃の引き落とし日がやってきた。という事態は避けなければなりません。

明らかに時間がかかりそうな場合や、都心部などの家賃が高い地域では、内装業者に依頼した方が安く済むケースもあります。

どこまでDIYで済ませるか、いつごろ終わりそうかを明確にしておきましょう。

まとめ(居抜き物件+DIYで費用を節約するポイント)

  • 壁、床、天井、家具はDIYできる
  • 電気ガス水道や安全が必要な所は、業者に依頼
  • 時間をかけすぎると、家賃が発生する

居抜き物件にDIYを行えば、コストを大幅に減らせます。

もし閉店になった場合でも、居抜き物件なら大きな損にはなりません。
開業を検討中の方は、ぜひ選択肢に加えてみてください。

居抜き物件探しは、退去ナビへ。

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